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渡辺 裕二 飲食店開業サポーター

飲食店開業サポーター/株式会社食器プロ取締役社長 学生時代にバーテンダーのアルバイトを経験した事をきっかけに外食産業の道に入る。外食チェーン、フランス料理店で現場経験を積んだ後、主にフランチャイズ系外食チェーンの支援を得意とした経営コンサルタント会社に転職。勤務中の5年間に1,000店舗以上の 出店立地選定や業績改善業務に携わる。2006年に脱サラ後、自身創業の会社にて大型居酒屋、焼肉店、ケータリング専門店など、複数の外食業態経営を行う他、出店立地の診断サービスや業績改善の企業コンサルタントとしても活動。 2016年3月「外食産業の仕入れに伴う生産性向上とコストダウンに貢献する」事をミッションとした食器プロの取締役社長に就任。現在は飲食店向けネット通販企業である食器プロの社内マネジメントを行うと共に、外部でも起業塾や開業セミナーの開催を行い、学生から飲食店開業予定者まで幅広い"起業"を応援している。

~繁盛店をマネジメントする7つの経営手法~ 2)目的と目標(ゴール)を設定する

time 2017/07/18

~繁盛店をマネジメントする7つの経営手法~ 2)目的と目標(ゴール)を設定する
前回よりスタートいたしました ~繁盛店をマネジメントする7つの経営手法~。
第2回目となる今回は「目的と目標(ゴール)を設定する」について、考えていきたいと思います。
 

まずはじめに 

 
早速ですが、飲食店経営者の皆様、「貴店の目的と目標は何ですか?」と聞かれたら、いったい、どの様に答えられますでしょうか?恐らく、繁盛店をマネジメントされている経営者の方々であれば「目的は、人の笑顔が溢れる空間で、世の中の人々をもっと幸せにしたいため!」「目標は、3年以内に10店舗展開、年商10億円!」という様に、即答されるのでは無いかと思います。
 
ですが、初めての飲食店開業時や、駆け出しの飲食店経営者の方に伺うと、目の前のオペレーションや資金繰りに忙しく、本来明確であったはずの目的と目標が曖昧になってしまったり、自分の心だけに留まってしまい、従業員やお客様に伝わっていない、というケースも多く見受けれられる様に思います。
 
しかしながら、忙しい時や苦しい時こそ「目的」は選択の拠り所になりますし、決して安くない投資と、人生をかけて挑む「飲食店営業」には、飲食店経営者と同じ数だけ「譲れない目的と目標」があるはずです。これを機に、まだ目的と目標が明確でない飲食店経営者の方々は、是非、「目的と目標を明確にして明文化する」というアクションに繋げて頂きたいです。
 
 

目的と目標の概念

 
では、目的と目標の言葉の違いから、再度具体的に話を進めていきましょう。
 
目的と目標の違い
 
 まず「目的」とは、「目指す的(まと)」の事であり、実現しようと目指す到達点や、方向性のことです。大学受験に例えるならば「志望校である慶応大学に合格するため」というのは、この場合の目的にあたります。店舗経営で言うならば、「ドイツ料理の美味しさを日本人に知って貰うため」「食と空間によって、地域社会をもっと元気にするため」という様なことが、目的にあたります。あなたは「なぜ何のために店舗経営を行うのですか?」に対する回答とイコールですね。
 
次に目標というのは、その目的を達成する為にクリアするべき「標(しるべ)」の事です。大学受験に例えるならば「全国模試で合格判定Aをとる」とか、「中間テストで80点以上をとる」というのは目標にあたります。店舗経営で言うのであれば、「月商500万円」「アンケート回収30%以上」「料理提供5分以内」「ホームページアクセス数1000件以上」というのは、目標にあたります。この様に、それを達成する事自体に意味はなく、あくまでも目的を達成するために必要な標であり、通過点として達成するべき事項が「目標」という事になります。
 
そして、飲食店経営の目的と目標の達成は、決して一人で成し遂げられるものではありません。お店で働くスタッフとお客様、すべての総意とアクションによるものです。ですから、まずは一緒に働くスタッフ、若しくはご家族に共有するところからはじめてみてください。
 
 
 目的は、
 
 目標は、
 

 

目的と目標の概念を、日々の小さなTODOに!

 
本記事の冒頭で、繁盛店をマネジメントする飲食店経営者の方々は「自社の目的や目標を即答できる!」と書きましたが、この「目的と目標」、決して会社全体や大きな事案だけに適応すべき話ではありません。実は、恐らくは逆で、こういった概念を日々のルーチンワークや毎日の生活にも上手に取り入れられる方が、結果、無理無駄を無くし、目的に向かって一直線に成長していけるのでは無いかと感じています。
 
例えば、お店の販売促進用に、以下2種類のDMデザインを作成するとします。
 
  飲食店販促DMのサンプル
 
一見、似たような記載がある2つのDMです。一体、どちらのDMデザインが優れていると思われますでしょうか?
 
 ↓
 ↓
 ↓
 
実はこの場合、前提条件が無いので正解は無いのですが、そもそも、販売促進を行う際には「なぜ何のために?」という目的とターゲット、そして目標設定が必要です。
 
では、このDMが以下の目的と目標であった場合はいかがでしょか?
 
目的)新規顧客を開拓して売上をあげるため
目標)新規顧客20名
 
上記を前提とした場合、先ほどの問いに対する回答は(B)になります。
 
なぜならば、「すべてのお客様、先着順20名」とした(A)のDMでは、新規顧客では無い、リピート顧客の方々もご利用される可能性が高まり、目標である「新規顧客20名」を獲得できない可能性が非常に高くなるためです。
 
その他にも「料理提供」「お出迎えの仕方」「電話のとり方」「ネット販促」など、飲食店を営業していくうえでのTODOすべて、とまでは言いませんが、貴店にとって大切だと思うTODOからでも、是非その「目的と目標」を個別に考え、具体的なアクションや管理の改善まで繋げて頂ければと思います。


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