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加藤良子(かとう ながこ)

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加藤良子(かとう ながこ)
千葉県柏市のコワーキングスペースを拠点に活動しているママライター。街の紹介冊子や商店街マップ等を多数制作してきた。その経験とともに発達した触角(食覚?)をフルに動かして、「美味しいお店・素敵なお店」を探し当てるのが特技。最近は1人でも飲みに行けるようになっただけでは満足できず、「誰かを連れて行きたい!」という衝動のもとで足繁く夜の街に繰り出している。1日の3/4を柏で過ごしているのに「愛してるのはガンバ大阪」という謎の自称・飲み食い道楽女子。

Vol.2 毎日が成長期!魚の一番を目指す居酒屋「魚の蔵(さかなのくら)」

time 2016/12/15

Vol.2 毎日が成長期!魚の一番を目指す居酒屋「魚の蔵(さかなのくら)」

師走に入り、寒さも本格的になってきました。特に夜は一杯ひっかけて、あったまってから帰りたいなどと思う方も多いのでは?さて、第二回の「あの人を連れて来たい店」は前回と同じく柏のお店です。とにかく魚料理がおいしい!そして日本酒が好きならなお嬉しいという今年の注目店をご紹介します。

 裏路地の隠れ家居酒屋


“柏”といえば“駅隣接の百貨店や表通りの商店街が賑やか”というイメージかもしれません。実際、柏市内に住んでいてもよくわからないという方も多いようですが、実は柏の魅力はメインストリートから1本、2本と裏に広がる路地。そしてそこには小さいけれど質の高い個店がたくさん存在しています。今年の4月にオープンした「魚の蔵」もそうした魅力的な店の一つです。

[魚の蔵]
魚の蔵はその名のとおり、魚料理と希少な日本酒をメインとしている居酒屋です。店の中心に板場を囲むコの字型のカウンターがあり、壁や窓側にはテーブル席が備わっています。その開放的なしつらえは柏の裏路地では珍しい雰囲気。カウンターの奥の調理場は、一段高くなっているためお客様から調理する様子がよく見えて、まるでステージのようです。

[魚の蔵]

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[魚の蔵]

「この店のレイアウトは、自分がまだ修行中の22歳くらいのころから頭の中でずっと温めてきた図面です。正方形の物件で、自分が中心に立った時、すべてに目配りができる広さと配置。そして調理場はライブ感あふれるステージをイメージして作りました」と、店長の田中辰弥さん。

田中さんは柏で生まれ育ち、板前の修業に都内有名割烹を経て、魚専門の居酒屋に勤務。その居酒屋の恵比寿店では店長として店の立ち上げから運営まで経験し、合計15年の都内修行の後独立。そして今年4月、地元柏に夢だった自分の店をオープンしました。

「料理人の家系なので、小さいころから料理をするのが好きだったんですが、10代で本気で料理人になりたいと目指してきました。そのころから夢に描いていた店を持てたのは嬉しかったです。店内のコーディネートもそうですが、路地裏の隠れ家っぽい店にしたいと考えていたので」。

店長の田中辰弥さん。仕事中の真剣な表情とはまた違った爽やかな笑顔。

その時の一番を見極めて、一番おいしく食べられる方法を考える

私がこの店を好きになったのは、店長の仕事に対する真摯な姿勢はもちろんですが、何といっても魚を選ぶ目と料理の腕前が素晴らしいから。実はまったく予備知識も無く、偶然開店初日に来店したのですが、それ以来すっかり魚の蔵のファンになってしまいました。
そのクオリティの高さの理由に“仕入れへのこだわり”があります。毎日松戸の市場に仕入れに自ら出向き、「その日一番いい海のもの」を自分の目で選びます。もちろんその日しかないものもあるので、メニューも仕入れに合わせて変わります。また、同じ調理方法でもその時の魚の種類や産地などにより風味や食感も変わってくるので、いつも新しい発見があるというわけです。時にはカウンターのお客様とショーケースの魚を見ながら「これをこんな風に料理したらどうなるの?」などと、お客様と一緒に料理を考えることもあるのだとか。

[魚の蔵]
本日のおすすめはこの吊るしメニューで

[魚の蔵]この時は「せいこがに」が入ったばかりでした

[魚の蔵]こにきたら「刺し盛り」は必須!この日の刺身は「天然ぶりトロ、サザエ、天然本マグロ中トロ、生シラウオ、バイ貝、アジ、クエ」

[魚の蔵]

 

 

 

 

 

 

 

北海道の白子と青森のあん肝。日本酒と一緒にいただきたい

 

[魚の蔵]千葉・小湊であがった金目鯛は煮つけに

料理に合わせて器にも個性と遊び心を


田中さんは器にもこだわりを持っていて、店で使う食器のほとんどが多治見の窯元に特注で作ってもらっています。「取り皿は全部同じように見えますが、実は手描きなので、一枚一枚違います。また、同じ形で柄や色違いにしても雰囲気がガラッと変わりますし、一つずつは高価ではないですけど、お客様にも見て楽しんでいただけているようです。作る料理の種類が増えれば、器も…という感じで今後は激しく種類が増えそうです」。

[魚の蔵]の中から好きなお猪口をお客様に選んでもらいます。選ぶのも楽しい

[魚の蔵]同じ取り皿と思ってしまいますが、並べると違いがわかります

[魚の蔵]同型異色の小鉢。若い人にも「かわいい」と評判

スタッフが胸を張って巣立っていける店に


開店から半年以上たった今、いつもお客様がたくさん入っている人気店になった魚の蔵ですが、それでも毎日、予約が入っているのを確認するとホッとするのだそう。一日一日を頑張っている感じがお店の中にも漂っていて、それをお客様も感じているように思えます。そんな一生懸命な田中さんに今後の魚の蔵が目指すところを伺いました。
「スタッフには楽しく仕事してもらって、そしていつか自分の店を持ちたいと思える職場でありたいですね。それは自分が独立する時に勤務していたお店の方々に背中を押してもらって…とてもありがたかったからです。いつかスタッフには『魚の蔵で修業しました』と胸を張って巣立ってもらいたいなと。そういう店にしたいです」

[魚の蔵]調理場はスタッフのステージ。ここで技術を磨きます

このコラムのテーマですが、私が魚の蔵に連れて来たいと思ったのは、いつもお世話になっている目上の男性。普段はご馳走になってばかりなので、いつか、私がご馳走して差し上げたい…。口の肥えた方を連れて来るには味に自信があるだけでなく、私が無理してないなと思ってもらえる店であることが条件だと思うのです。それにはここはバッチリ!その時はカウンターがいいな、などと妄想入っています。
みなさんは誰と来たいと思いましたか?

今回、お料理について多く語りましたが、日本酒も素晴らしいセレクトです。料理と同じく季節によって違うものが用意されるので、お酒好きの方もきっとお気に入りの店になりますよ。

魚の蔵(さかなのくら)[魚の蔵]
住所: 千葉県柏市柏3-1-9 森山ビル1F
TEL: 04-7199-9900
Email:  info@sakananokura.com
営業時間: 17:00~24:00(L.O 23:00)
定休日: 日曜
アクセス: 常磐線・東武アーバンパークライン
                 「柏駅」東口から徒歩5分
席数: カウンター12席
     テーブル6席×1、4席×3 (計33席)
HP :  http://ameblo.jp/sakananokura/



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