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加藤良子(かとう ながこ)

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加藤良子(かとう ながこ)
千葉県柏市のコワーキングスペースを拠点に活動しているママライター。街の紹介冊子や商店街マップ等を多数制作してきた。その経験とともに発達した触角(食覚?)をフルに動かして、「美味しいお店・素敵なお店」を探し当てるのが特技。最近は1人でも飲みに行けるようになっただけでは満足できず、「誰かを連れて行きたい!」という衝動のもとで足繁く夜の街に繰り出している。1日の3/4を柏で過ごしているのに「愛してるのはガンバ大阪」という謎の自称・飲み食い道楽女子。

Vol.6 主役は野菜! 身も心も癒されるフレンチ「レザントレ コウジイガラシ オゥ レギューム」

time 2017/04/14

Vol.6 主役は野菜! 身も心も癒されるフレンチ「レザントレ コウジイガラシ オゥ レギューム」

東京都内には歴史ゆかしい広大な庭園など、四季折々の風景を楽しめる緑豊かな場所が点在しています。その一つ、駒込の「六義園」はツツジが美しい季節となります。のんびりと「六義園」を散歩してからおいしいフレンチを愉しむために足を延ばす…。そんな優雅な駒込のアッパーミドル層から支持を受けている、小さなフレンチの店「レザントレ コウジイガラシ オゥ レギューム」をご紹介します。

山の手と下町の良さをあわせ持つ街のフレンチ

駒込は「六義園」の他、「旧古河庭園」や大学のキャンパスなどがある落ち着いた文教地区というイメージが定着してきていますが、本郷通りを挟んだ東側には下町情緒あふれる商店街があり、趣の違った風景が拡がっています。その商店街の賑わいから少し抜けたところにある「レザントレ コウジイガラシ オゥ レギューム」は、違和感なく街に溶け込んでいます。

「レザントレ コウジイガラシ オゥ レギューム」は野菜を主役にしたフランス料理店です。オーナーシェフの五十嵐浩司さんが赤坂の店から移り、2013年に生まれ育った駒込にオープン。7月には5年目になります。
「実家の寿司屋があったこの街で、自分たち夫婦の理想の店をつくりたいと思ったんです。開店当初は、赤坂の店からのお客様と僕たちの知り合い、そして地元の方がほぼ同じ位いらしてくれたのですが、最近はだいぶ近隣の方に浸透して、地元のお客様の割合が大きくなっています」とシェフ。

 

 

 

■ご実家がお寿司屋さんだったこともあり、L字のカウンターは白木の一枚板。ご夫婦だけのオペレーションでお客様に満足していただけるサービスを提供するには、このカウンターをメインに通常は8席程度が良いと考えてこのレイアウトに

■個室とキッチンの間には小窓があり、中の様子を伺えるようになっている。客側からもシェフが見えるため、孤立感がないと好評

シェフ自ら苦手意識を克服できる“野菜が主役”の料理

「レザントレ コウジイガラシ オゥ レギューム」の“レザントレ”とは“前菜”という意味。
「実は僕、野菜が苦手なんです。なので、自分がおいしく食べられるような料理を考えています」。ここの料理の主役は“野菜”なので、シェフが苦手とは…驚きました。

東北から仕入れる産直の野菜は、旬のものが生産者さんおまかせでセレクトされ、週2回届きます。そうして届いた野菜を見てからメニューを考えるので、必然的に季節感あふれる一皿に。料理の主役となるのは彩り豊かな野菜ですから、やはり白い器は多くなるとのこと。「シェフは和食器なども好きなのですが、ホールは私1人なので器は丈夫で軽くてスタッキングしやすい形を選んでいます。コースの中ではアクセントとしても活かせるガラスの器もこれからの季節は活躍します」と奥様の美香さん。カウンター席に座ったら、息の合ったお2人の動きもご注目!

■マリネ風の野菜の蒸し煮「季節野菜のエチュベ」。レモン、菜種油、白ワインビネガーにハーブを
加えたかなり酸っぱいスープで蒸し煮する。1日半漬け込むことで酸味が馴染んでまろやかな味に。季節によって野菜の種類が変わるのも彩り美しい一品。今回はソラマメ、ブロッコリー、カブ、ゴボウ、レンコン、黒大根、黄ニンジン、ズッキーニ、パプリカなど

■人気の定番メニュー「白インゲン豆とたっぷり野菜のミネストローネ」は、旬の野菜と水と塩と塩麹のみでつくる食べるスープ。トマトと白インゲン豆をベースにして塩麹の旨みをプラス。定番でありながら季節による違いが楽しめる一品。ルッコラの香りがアクセントに

■本日のお魚料理「白アスパラに桜鯛のポワレ、あさり、タケノコ、カンゾウ、ナスタチウムの盛り合わせ」パセリバターのソースを敷いて、野菜の出汁を泡状に仕立てトッピング。魚料理ではあるが、あくまでも主役は白アスパラ

コースでしっかり食べるのはもちろん、ワインをメインにアラカルトもアリ

フランス料理につきものなのがワインですが、こちらではオーガニックワインを揃えています。グラスで770円ととてもお安い上にとても飲みやすいからついつい飲みすぎてしまいそう。ワインは持ち込みコースもあるので、ワイン好きの方はいろいろな楽しみ方ができますね。ビールはアウグスビールをサーバーから注いでもらえるので、それを目当ての方もいるのでは?
「コースでも5,000円前後なので、気軽に来ていただけるようです。1回のご訪問で単価を上げるよりも、何度も来ていただいて、季節によって違うメニューを楽しんでいただければと思っています。ちょっと量を少なくしてなどのリクエストがあればお応えできますよ」とシェフ。普段はキッチンにこもって調理をしているため、なかなかお客様と会話ができないのですが、3か月に1回、お店で開催するデモンストレーション型の料理教室ではかなりおしゃべりするため、お客様もビックリするのだそうです。

■掛け合い漫才のようにいつも楽しいご夫妻。お2人のキャラクターも愛されているはず

豊かな時間をお客様とともに過ごしたい

「こうして僕たちの店にお客様が来てくださると、自分の店を持ってよかったと思います。商売が…というのではなく、僕らの家に皆さんが遊びに来てくださっているという感覚で、それがとても嬉しい。一緒に楽しい時間を過ごして、お互いが豊かな人生を送れれば…そういうことがこの仕事の糧となっています」とシェフは語ってくれました。
実は私にとっても、ここは子どもの時から馴染みのあるエリア。久しぶりに古い友人とここでワインを飲みながらゆっくり近況報告でもしようかしら。

 

レザントレ コウジイガラシ オゥ レギューム  

_mg_5728住所:東京都北区中里2-4-10
TEL:03-6903-4421
営業時間:
ランチ12:00~14:00 (L.O. 13:30) ※金・土・日曜のみ
ディナー 18:00~22:00 (L.O. 21:30)
定休日:水曜、第1・3火曜
アクセス:JR山手線「駒込」駅東口から徒歩1分
東京メトロ南北線「駒込」駅3番出口から徒歩5分
席数:カウンター6席
テーブル2席 個室6~8席
HP : https://www.new-auxlegumes2013.com/



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