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加藤良子(かとう ながこ)

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加藤良子(かとう ながこ)
千葉県柏市のコワーキングスペースを拠点に活動しているママライター。街の紹介冊子や商店街マップ等を多数制作してきた。その経験とともに発達した触角(食覚?)をフルに動かして、「美味しいお店・素敵なお店」を探し当てるのが特技。最近は1人でも飲みに行けるようになっただけでは満足できず、「誰かを連れて行きたい!」という衝動のもとで足繁く夜の街に繰り出している。1日の3/4を柏で過ごしているのに「愛してるのはガンバ大阪」という謎の自称・飲み食い道楽女子。

Vol.5 大切な人と宝物のような時間を…「おおたかの森 ごほうび」

time 2017/03/16

Vol.5 大切な人と宝物のような時間を…「おおたかの森 ごほうび」

春といえば出逢いと別れ。その人生の1シーンが花々の彩りとともに、多くの人の記憶に刻まれる季節ですね。今回ご紹介するのは、そうしたハレの日に伺いたい店「おおたかの森 ごほうび」です。最近、千葉県内外から注目を浴びつつある「流山おおたかの森」駅から10分少々、春の夜空を見上げながらのんびり歩いてみるのもおつなものですね。

どこからもお客様に目が届くミニマムな造り

「ごほうび」が開店したのは2015年秋。まだ2年目ですが、すでに予約がなかなか取れない人気店として知られています。調理場の中からお客様の様子がわかるように、という想いから、6席のカウンターと個室というこぢんまりとした造りになっています。調理場を見渡せるカウンターは、大きな器を置いてもゆとりのある幅で、席と席の間もゆったり。特にこだわっているという椅子はどっしりと座れるソファータイプなので、従来のカウンターのイメージを変えるほどの居心地の良さを感じます。

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まるでラウンジで食事をしている気分に

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家族の集まりなどでなどで重宝される個室には、調理場とつながる小さなカウンターも。

伝統の技術を重んじつつ、新しい日本料理のスタイルを追求

店主の石田祐介(いしだ ゆうすけ)さんは、銀座の老舗割烹にて料理の基本を_mg_5514
学び、そこでインターナショナルな刺激を受け、日本食の国際化という志を持ってカナダに渡りました。まったく和食文化のない保守的な土地で日本食レストランを軌道に乗せて帰国。再び日本料理店にて調理技術だけでなく、経営について学び、晴れて自分の理想の店である「ごほうび」をオープンしました。

「今は外食が日常的になっていますが、もともと昔は出かけて食事をすることって、何かに対する“ごほうび”だったはずです。お誕生日や結婚記念日、七五三や成人式、還暦や喜寿のお祝いなど、人生の節目になる“ハレの日”にご馳走を食べる。それは家族だったり仲間にとっての“ごほうび”なのですよね。私たちの店で、そうした特別な価値ある時間を過ごしていただきたい、そのお手伝いをさせていただきたい、という想いを込めて『ごほうび』と名付けました」。そう語る石田さんと、さりげなくサポートをする奥様のコンビネーションは絶妙で、まさにご夫婦で大切に育ててきた店という感じです。

 

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店名は2人で考えたもの。お店を一言で表している素敵な言葉

目の前で描かれていく絵画のような一皿

お店のコンセプトとともに、石田さんが非常にこだわりをもっているのが料理の素材選びと器の関係です。季節感を大切にすることはもとより、どこでどのように育てられたものかを基準に食材をセレクト。鮮度が命の魚介類はもちろん、野菜も採れたてを求めて地元流山を含む東葛地域の新鮮な朝採れ野菜をふんだんに使っています。また、「ごほうび」の看板メニューの「馬刺し」は、石田さんのご祖父様が熊本ということで、縁のある熊本産の上質な馬肉を、信頼のおける目利きの業者より仕入れています。口の中でスッと溶けてしまう脂身と、臭みがなく味わい豊かな馬肉に感動したお客様が、遠方から何度もお越しになるとか。

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白い肉が「たてがみ」で、旨みを多く含んだ赤身と一緒に馬刺し専用の甘醤油でいただく。馬肉は提供温度が難しいため、食べごろを見計らって配膳している。器は美濃焼。一度割って再形成するという特殊な造りで、白無地でありながら表情豊か

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ランチ前菜(のれそれ、菜花、ほたるいかのヌタ、桜鯛の手毬寿司など)。前菜は季節感を楽しむ一品なので、それぞれ旬を先取りした素材を活かした料理が美しく並ぶ。そのため、器はどんな食材を盛っても映えるようなシンプルで主張の少ない色。これは有田焼の角皿で特注品だ

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沖鱒と筍の木の芽焼き(金柑・茗荷添え)。備長炭で炙る焼き物の香りが店内に漂い、ひたすら食欲をそそる。カウンターから様子が見えるので「次はあれが来るかな」とお客様も楽しみに。深い蒼色の美濃焼は、中央にくぼみのあるフレンチのリムクープという形

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日本酒も料理に合わせて定番のものと季節ものを入荷している。日光杉の枡は女性でも飲みやすい薄口。木の香りと温かみのある食感が心地よい

 

 

 

 

かけがえのない喜びの時間を過ごす場所として

カウンター越しに調理するところを眺めながら、盃を傾けてお料理をゆっくりといただく至福の時。「暖簾を気分良くくぐって入られてから、お帰りはさらに幸せな気持ちになって帰っていただけますように。そういう想いでお迎えしております」
特別な…といってもフォーマル過ぎず、カジュアル過ぎず。その中間くらいのくつろげる雰囲気。一緒に仕事をした仲間と成功を祝うために来てみたいです。みんなが“ごほうび”をもらって、ホクホク笑顔で帰りますように。


おおたかの森 ごほうび

住所:千葉県流山市駒木356 LYSE BLA 1階main
TEL:04-7138-5535
営業時間:昼11:30~14:00/夜17:00~21:00
    日・祝 11:30~20:00
定休日:不定休(HPに記載)
アクセス:東武野田線・つくばエクスプレス
  「流山おおたかの森」駅東口 徒歩10分少々
席数:カウンター6席 個室2~10名
HP : http://goho-bi.com/



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