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加藤良子(かとう ながこ)

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加藤良子(かとう ながこ)
千葉県柏市のコワーキングスペースを拠点に活動しているママライター。街の紹介冊子や商店街マップ等を多数制作してきた。その経験とともに発達した触角(食覚?)をフルに動かして、「美味しいお店・素敵なお店」を探し当てるのが特技。最近は1人でも飲みに行けるようになっただけでは満足できず、「誰かを連れて行きたい!」という衝動のもとで足繁く夜の街に繰り出している。1日の3/4を柏で過ごしているのに「愛してるのはガンバ大阪」という謎の自称・飲み食い道楽女子。

Vol.4 ビギナーからモルト好きまで…更けゆく夜を楽しんで「Cozy Bar Trias(コージー バー・トリアス)」

time 2017/02/15

Vol.4 ビギナーからモルト好きまで…更けゆく夜を楽しんで「Cozy Bar Trias(コージー バー・トリアス)」

梅の花が咲き始めて、春の訪れももうすぐですね。でもまだまだ寒いので、暖かい落ち着いたお店でしっぽりと飲みたくなります。食べるのも好きだけど、飲むのも好きな私としては、バーもぜひ知っていただきたいと思っております。そこで、今回は柏の路地裏にある素敵なバー、「Cozy Bar Trias(コージー バー・トリアス)」をご紹介します。

 

入りにくいのではなく、見つけにくいバー

実は柏にはバーがたくさんあるのをご存知ですか?私もそれを知ったのは3年ほど前でした。そもそもバーにいく機会もしばらくなく、思い返せば都内に勤めていた時に行ったきりなのではと思います。柏で働くようになってから、飲むのが大好きな人に連れて行ってもらい、一人でもドアを開けられる店が1軒、2軒と増えました。そうして覚えたバーの中でも、見つけにくいと言われているのが「Cozy Bar Trias(コージー バー・トリアス)」。たいてい、すでに飲んだ後で行くのでよけいに見つけにくいというのもありますが…。

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「ほんとにここにバーがあるの?」と入るのを躊躇してしまいますが、アパートの2階にあります。黒板と街頭が目印

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さあ、勇気を出してこのドアをあけましょう!

003ドアの向こうは別世界。落ち着いた大人の空間が広がります

ほんとにここに?と疑いながらドアを開けてみてください。「いらっしゃいませ」と心地よいバリトンの美声で迎えてくれるのが、トリアスの店長でありバーテンダーの鈴木卓也さん。13年目を迎えたトリアスですが、鈴木さんはカウンターに入って11年になります。いくつかのバーで勤めてから、姉妹店の「Bar Plat(バー プラット)」に移り、1年ほどでトリアスを任されました。ビギナー向けのカジュアルな雰囲気を持つプラットとは違い、大人の隠れ家的なトリアスの空気感を作るのは、鈴木さんご自身が醸し出す雰囲気も大きなファクターだと思います。

トリアスのお酒の品ぞろえはモルトウイスキーが中心。約250種類あるボトルの中で、100種類くらいはウイスキーが占めています。
「私自身、ウイスキーが好きなので、自分が好きなものを多く置いています。スタンダードなものはもちろん、数量限定やコアなものをセレクトして、良いものが入ったらお客様にお知らせするようにしています。うちにお見えになる方はよくわかっていらして、それを楽しみにしてくださっています」。

004鈴木さんに「いらっしゃいませ」と迎えられるとホッとする人も多いのでは

計算された光が非日常の空間をつくる

そして、トリアスの何とも言えない非日常的空間を演出するのは、カウンター後方の棚に並ぶグラスたち。これらはバカラをはじめイタリア製から国産のものなどを取り揃えていますが、基本的に1客ずつなのだとか。それぞれ個性的で美しいグラスはそこにあるだけで装飾になっています。

005ロックグラスと言ってもじつにさまざま

006薄く繊細な形のカクテルグラス

1客ずつということは、グラスの種類もたくさんあることになりますが、オーダーをもらってから何を基準にグラスを選んでいるのでしょう?
「例えば、ウイスキーの場合ロックで飲むならロックグラス、ストレートならチューリップ型、ハイボールはうすはりのタンブラーなど飲み方で違ってきますが、同じロックでも氷の形によって変えています。例えば丸氷なら底が丸く氷の形とマッチするものを選んだり、角氷ならダイナミックなカットのグラスなど、お酒がきれいに見えるものを選びます。氷はお客様の好みで丸や角、ブリリアントカットなど選んでいただくので、いつも違う風情になるのを楽しんでいただければと思います」。

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琥珀色の竹鶴ピュアモルト。スポットライトに煌めいて美しさが増します

さて、私が大好きなカクテル…マンハッタンをお願いします。
足が長く、丸みを帯びたセクシーなグラスに注がれたマンハッタン。私個人的にカクテルの中で一番美しいと思っています。こういうシンプルでスタンダードなカクテルは作る人によって味も結構変わるんですよ。ステアという作り方は簡単そうにみえるけど実は難しい!

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カクテルの女王マンハッタン。カウンターを照らすライトはグラスが美しく見えるように計算されて設置してあります

カクテルグラスの場合、味とイメージでグラスを選ぶのだそうです。辛口のカクテルなら縦長の円錐で、ストレートなラインのもの。甘味の強いものなら丸みのあるグラス…同じカクテルでもその時にセレクトしたグラスによってまた違った雰囲気になるので、それも面白いですね。

ウイスキーがそろっているため、ハードなイメージのトリアスですが、フルーツのカクテルも得意です。季節のフルーツをふんだんに使って仕上げるカクテルは、甘酸っぱく、色も可愛いものが多いので、あまりお酒が得意でない方でも挑戦しやすいですね。特に、バー初心者さんには“バーで飲む”というハードルを下げてくれるメニューだと思います。

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アップルパイマティーニ。リンゴのコンポートをウォッカベースで。グラスはクラシカルな装飾のゴブレット

バーにも個性を。和テイストと生ハム原木

バーのおつまみといえば、ナッツなどですが、小皿がなぜか和食器なのが気になります。
「オーナーが“日本のバーだから和のテイストがあっていい”という方針で、開店当初から和食器を使っていました。おそらくそれを見て思ったのかもしれませんが、お客様がご自分で焼かれた食器をくださったのがありまして、それもずっと使わせていただいております」。なるほど、意外とバーに合うんですね。

010右がお客様の作品である小皿。ビーフジャーキーは必ずこれで出しているとか

そして、もう一つ気になるのがカウンターにドーンと居座る生ハムの原木。プラットにもありますが、バーには珍しいのでは?

「はい、これも開店時からあります。柏のバーで入れたのは初めてだったと記憶していますが、日本人がまだ生ハムに馴染みのないころから国産のハモンセラーノの原木を置いてありまして、これを食べるのを楽しみにしてくださるお客様もいらっしゃるんですよ」。

011開店当初からずっと、さいたまの生ハム工房『セラーノ』から仕入れています

Cozy=居心地のよい、親しみやすいバーとして

バーというと身構えてしまう人も多いと思いますが、実は行き慣れてしまうとむしろ“くつろぎの場所”として通うように…。お酒があまり強くないとか、知識がないから恥ずかしいとか、そういうことを気にしないで来ていただけるようなバーでありたいと鈴木さんは語ります。

「初めて来店される時、誰かに連れられて、という方が多いです012
が、ネットで知ってとか、知り合いに教えてもらったという方も結構いらっしゃいます。皆さん、ドアを開けると驚いたりホッとしたり…カジュアルな外観なので、むしろ入りやすいと思ってくださる方もいますね(笑)バーで飲むのにお酒の名前や種類など、特に知識はいりません。お客様との会話から、私がセレクトしてすすめさせていただきますので、『あまり強くなくて甘酸っぱいのが好き』とか『イチゴのカクテルが欲しい』など、味についてのリクエストや、その時の気分、好きな色など、イメージからカクテルをお作りすることもできます。ウイスキーも同様に『飲みやすいもの』『香りのよいもの』など言っていただければ、後はどんな飲み方にするかを伺えば、こちらでその方に合いそうなものをセレクトします。お酒そのものだけでなく、その場の雰囲気や会話を楽しむこともバーの醍醐味です。それをもっと多くの方に知ってもらえれば嬉しいです」と鈴木さん。
飲んでいるお酒がどんなものなのかを鈴木さんから聞くことで、一つ覚えて帰るというのもバーの楽しみ方です。

013フルーツカクテルはバー初心者さんに優しいメニュー

さて、トリアスには誰を連れて来ましょうか?

「バーに行ってみたいけど行ったことないです」という年下の女友だちでしょうか。女性2人でバーというのもカッコイイものですよね。

もう少し飲んで帰りたいな…と思ったら、路地裏に灯る街灯を目印に探してみてください。

 

Cozy Bar Trias(コージー バー・トリアス)014

住所:千葉県柏市旭町1-4-11 2階
TEL:04-7141-9269
営業時間:19:00~2:00
定休日:水曜
アクセス:JR柏駅西口より徒歩5分
席数:カウンター7席
テーブル2席×2
HP : http://www.geocities.jp/bar_trias_plat/

 

 

 

 

 

 



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