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加藤良子(かとう ながこ)

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加藤良子(かとう ながこ)
千葉県柏市のコワーキングスペースを拠点に活動しているママライター。街の紹介冊子や商店街マップ等を多数制作してきた。その経験とともに発達した触角(食覚?)をフルに動かして、「美味しいお店・素敵なお店」を探し当てるのが特技。最近は1人でも飲みに行けるようになっただけでは満足できず、「誰かを連れて行きたい!」という衝動のもとで足繁く夜の街に繰り出している。1日の3/4を柏で過ごしているのに「愛してるのはガンバ大阪」という謎の自称・飲み食い道楽女子。

Vol.31 料理人がカスタマイズしたフードトレーラー店舗「EAGLE NEST CAFE」

time 2020/03/20

Vol.31 料理人がカスタマイズしたフードトレーラー店舗「EAGLE NEST CAFE」

屋外でのアクティビティが気持ちの良い季節になりました。最近はちょっとした屋外イベントやショッピングセンターなどにもキッチンカーが出店していて、青空の下でもあたたかい料理を食べることができます。遠出しなくてもデイキャンプ気分を楽しめるのがいいですね!
今回はおしゃれなキッチンカーやフードトレーラーを店舗としているカフェ「EAGLE NEST CAFE」をご紹介します。

アウトドアのワクワク感を味わえるトレーラーハウスカフェ

手賀沼を中心に自然に囲まれた千葉県柏市・沼南エリア。デイキャンプやヨット、サイクリングなど、首都圏内にありながら近場で気軽にアウトドアを楽しめるため、市内や近隣だけでなく、都内からも多くの人が訪れる観光スポットとして近年注目されています。その手賀沼近くに昨年10月オープンした、今話題のトレーラーハウスのカフェ「EAGLE NEST CAFE」に行ってきました。

■県道8号線(船取街道)沿い、この看板が目印!
■キッチンやイートインスペース、雑貨店もオリジナルデザインのトレーラー
■フードトレーラーのキッチン。ここで注文を受けて、調理する

大きいだけじゃない!イタリア料理20年歴シェフの絶品ハンバーガー

「EAGLE NEST CAFE」は、キッチンのあるフードトレーラー、雑貨売り場2棟、イートインの、ヴィンテージアメリカンスタイルのトレーラーハウス4台で、ウッドデッキを囲むように構成されています。これらのトレーラーはすべて、カフェを運営している「EAGLEVALLEY」によるオリジナルメイド。カフェは「EAGLEVALLEY」の敷地内にあるため、作りかけのトレーラーが置いてあるなど、なかなかワイルドな雰囲気ですね。

「EAGLE NEST CAFE」のフードメニューはアメリカンタイプのハンバーガーがメイン。すべてセントラルキッチンカーで注文を受けて、そこで調理しています。これからハンバーガーのバリエーションを増やす予定だとか。その他、ワッフルなどのスイーツ系やハンドドリップコーヒーを販売しています。

■お天気の良い日なら、テイクアウトやデッキのベンチで食べるのがおすすめ

キッチンカーの中で調理しているのはイタリア料理人歴20年のシェフ・髙橋さん。ヨーロッパやアメリカでも経歴を重ねてきた髙橋さんがなぜ、フードトレーラーで料理を作ることになったのでしょうか?

■髙橋さんが料理人になったきっかけは、小学生の時に見た料理のドラマやアニメを観て料理に興味を持ったことから。さらに掘り下げると、父親が和菓子職人で、その仕事を近くで見たり手伝ったりしたことが人生に大きく影響している

「キッチンカーとのつながりは、浜松で知り合いのシェフがキッチンカーに興味を持っていて、そのシェフのサポートができるように…と、勉強してしっかりとした事業計画を提案したところ、その計画書を見た地元の先輩から、千葉にトレーラーハウスのメーカーがあって、代理店を探していると、『EAGLEVALLEY』を紹介してもらいました」と語る高橋さん。その縁から「EAGLE NEST CAFE」のプロデュースを任されることになったのだそうです。

■「EAGLE NEST CAFE」のHPやパンフレットの写真も髙橋さん自ら撮影したもの。料理人をしながら休みの日は社会人学校で撮影についても勉強して、機材もプロ並みにそろっているのだとか。時代や状況に合わせて料理内容を変えたいと思ったらすぐに、自分でレシピもメニュー表なども作り替えることができるという、スピード感が彼の最大の強み

さまざまなフードトレーラーが活躍!

「EAGLE NEST CAFE」は、このカフェ以外に、イベント出店や移動販売、ケータリングで活躍するフードトラックがあります。出店場所の規模やイベントの内容によって出動するトラックとメニューをカスタマイズするのも髙橋さんの役目です。

■定期的に出店している移動販売は軽トラタイプで。メニューはご飯もののみ。カレーやたこライス、チキンクリームライスなど、スパイシー+ご飯というコンセプト
■薪で炊くピッツァ窯を搭載できる2tロングトラック。これは広い場所でのイベントのみ出動。10月に初めて稼働したのがこのフードトラック。この車体が完成したのが実は出店の2日前で、試運転みたいなぶっつけ本番だったという逸話がある。この時に焼いたピッツァは3時間で120枚。大忙しの現場だったとか
■これから力を入れたいのが、カスタムケータリング。最近人気のグランピングや大人数でのバーベキューなど、本格的な料理をヴィンテージアメリカンの世界観の中で楽しんでもらいたい。初めての依頼は提携している守谷のキャンプ場にて、会社の忘年会用にとのことだった

「料理人として料理を作る時は大きな設備の整った店舗が多かったので、最初にトレーラーのキッチンを使った時はやりづらいと感じました。でも、狭くて設備にも限界があるキッチンカーで、いかに料理のクオリティとスピードを上げるか?と簡単なレイアウトを考えるのも面白いです。また、食材を置く場所とか、ここにフックや棚があったらいいな、などオペレーション化にむけての追加は会社に言えばすぐに作ってくれるので、そこがやっていて楽しかったし、勉強にもなりました。どんどんカスタマイズされてそれが製作に活かされてくのを実感できるんです」と髙橋さん。
今後はこうしたフードトラックの出店回数を増やすだけでなく、同時にフードトラックを複数台稼働できるようにして飲食事業のメインに成長させたいと考えているそうです。そのためにはスタッフの教育と自分以外のスタッフでもクオリティを下げないで作れるメニュー開発も必要なのだと、熱く語っていました。

トレーラーの製作現場も見ることができる!?

さて、カフェの裏側にはトレーラーやオリジナルの家具を作る工場があります。そこもチラッと見せていただきました。

■トレーラーのシャーシ。土台になる部分で、電気系統の配線などもあり、これは輸入している。この枠を基にハウス部分を作るのが「EAGLEVALLEY」の仕事
■「オールド・サクラメント」は、無垢材や古材を使用した木製家具やアイアン家具を製作する工房
■木製品を加工するエリア
■こちらでは金属加工の職人が黙々と仕事をしている
■個人からの依頼で小さなトレーラーを制作中
■ステージトラックの内装も制作。スタジオなど建物の内装も得意

心あたたまる料理をどこへでも届けられるフードトレーラー

「EAGLE NEST CAFE」は鉄道の駅からはちょっと遠い場所にあります。なので、どんなお客さんが来るのでしょう?
「基本的にカフェはランチタイムしかやっていないので、営業時間も短いのですが、イートインスペースも少ないので3組くらいでいっぱいになってしまいます。ここで食べる方というよりも最近はテイクアウトが増えてきていますね。平日は主婦の方、週末はファミリーや若いカップル。大学生のサークルも多いです。車でおみえになる方が多いのはもちろんですが、バイクや自転車でツーリングしている方にじわじわと人気が出てきています。この大きな看板は年末にここの工場で作ってすぐに設置したのですが、看板があると見つけてもらいやすくなりました!」

カフェはお客さんに来てもらうところですが、フードトレーラーやキッチンカーはどこでもあたたかい料理を届けることができるアクティブな店舗です。きっと明日もどこかで、「EAGLE NEST CAFE」の料理を楽しみにしている人がいるはず。

さて、私だったら…気持ちの良い晴天の日の森の中で、人数多めに集めてグランピングしてみたいですね♪

「EAGLE NEST CAFE」
住所:千葉県柏市箕輪356-12
電話番号:04-7192-8638
営業時間:月~日11:00~15:00
定休日:不定休
アクセス:阪東バス 「柏54」系統 (柏駅東口-東我孫子車庫)「新箕輪」停留所下車徒歩2分
駐車場あり
HP:https://eaglenest-cafe.com/



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