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加藤良子(かとう ながこ)

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加藤良子(かとう ながこ)
千葉県柏市のコワーキングスペースを拠点に活動しているママライター。街の紹介冊子や商店街マップ等を多数制作してきた。その経験とともに発達した触角(食覚?)をフルに動かして、「美味しいお店・素敵なお店」を探し当てるのが特技。最近は1人でも飲みに行けるようになっただけでは満足できず、「誰かを連れて行きたい!」という衝動のもとで足繁く夜の街に繰り出している。1日の3/4を柏で過ごしているのに「愛してるのはガンバ大阪」という謎の自称・飲み食い道楽女子。

Vol.26 昼は鮮魚店、夜は立呑み居酒屋の二毛作「羽田市場 柏直売店」

time 2019/07/04

Vol.26 昼は鮮魚店、夜は立呑み居酒屋の二毛作「羽田市場 柏直売店」

仕事帰りに一杯、自宅近くで軽く一杯、立ち呑みできる店がいい、という声をよく聞きます。軽く飲むけどアテはおいしい方がいい!という、わがままな皆さまの希望を叶える立ち呑み屋が柏にできました。昼は鮮魚店、夜は立呑み屋という2つの顔を持つ店「羽田市場 柏直売店」をご紹介します。

昼間は「いらっしゃい、いらっしゃい!」と威勢のいい鮮魚店

柏駅東口から徒歩で5分程、柏神社のすぐ近くの交差点の角地ですが、そこに長年あったうどん屋さんが閉店して、「いったい次は何になるんだろう?」と通る人々が気になっていたはず。できあがっていくにつれて、「あれ?飲食店にはならないの?」「えっ、なぜ魚屋さん!!?」と謎が謎を呼んでいました。そして、今年(2019年)の4月13日に開店。そこには「羽田市場」と書かれた大きな暖簾がかかっていました。

■昼間は尾頭付きの魚が並ぶ、鮮魚店
■ちなみに夜の姿はこんな感じ。大きな暖簾で夜バージョンに様変わり
■昼の鮮魚店のショーケース。珍しい魚がズラリと並ぶ。しかも大きなサイズ
■おなじみの魚たちもなんだかとても活きがよさそうで、ついついたくさん買いたくなる
■海産物加工品も多数扱っている

数々のTVや雑誌で取り上げられている「羽田市場」。きっと何かで目に留まった方もいるのではないでしょうか?
「『羽田市場』とは、全国各地の漁協や漁師さんたちから空輸で届いた、その日の朝に獲れた海産物を羽田空港の中で仕分けして顧客の元に届けるという、スピード感あふれるサービスを提供している会社です。今回オープンした柏直売店は、『羽田市場』のフランチャイズ第1号店となります!」と代表取締役の風澤俊之さん。柏直売店はフランチャイズ第1号店というだけでなく、昼は魚屋、夜は立呑み屋というシステムは、直営店でもやったことがない斬新な形なのだそうです。

「羽田市場」のシステムにオーナーの工夫がプラスされた画期的な経営

風澤さんの経営する「株式会社フーサワ」は柏駅東口で商売を始めて100年、飲食業に転業してから40余年という、柏では誰もが知っていると言っていいほどの老舗。では、なぜ「羽田市場」という新しい形を選んだのか風澤さんに伺いました。

代表取締役の風澤俊之さん

「この『羽田市場』の独自システムにはいくつもの良い点があります。1つ目は通常、空港から荷物を外に出すには手続きなどがあるため、2~3時間はかかってしまうのですが、『羽田市場』は空港内に作業場があるため、空港外に出す過程を省き運搬にかかる時間が短縮できるのです。ですので、非常に鮮度が高い状態でお客様の手元に届けることができます。2つ目は、漁師さんや漁協と直に取引をするため“どの海域で誰がその魚を獲ったのか”という、トレーサビリティという観念から、消費者からの信用を得ることができること。3つ目は、漁師さんたちは直に取引をしているため手取り分が多くなり、引き続き漁業を継続していただくお手伝いができるという点です」。さらに風澤さんの目を引いたのは、直営の銀座店が鮮魚店を始めたというテレビのドキュメント番組なのだとか。

「『羽田市場』の社長さんとはすでに一度お会いしてはいたのですが、映像で初めてどんなビジネスモデルか分かりました。これだ!と思ってすぐに連絡をしました(笑)」と風澤さん。もともと、自社物件で鮮魚店をやろうと計画していたそうですが、鮮魚店は路面店の方が集客力があると考え、十字路に面した場所に「羽田市場 柏直売店」を開店することにしたのだそうです。

そして、“多店舗経営のため、全店で食材シェアができる”という「フーサワ」ならではの強みが、未知の業界へのチャレンジを後押ししました。

「弊社の飲食店舗が徒歩圏内に4店舗ありますので、そこでその日のうちに仕入れた魚介類を無駄なく消費することができます。食材の鮮度落ちによるロスをなくせることは非常に大きなメリットですね」。なるほど、ただただ立ち呑み居酒屋が業界のトレンドだから…というだけではないのですね。

■店舗の裏側には持ち帰り寿司店があり、テイクアウトにも対応。立呑みタイムには値下げして販売しているので、店内で食べることも可能

さあ、皆さんお待ちかね!18時からは立呑み居酒屋にチェンジ!

18時前になると、店内のショーケースがみるみるうちにテーブルに…。あっという間に変身した店内と、外の暖簾をかけ替えると、立呑み居酒屋のできあがりです。

■昼は陳列物が良く見えるように短い暖簾で、夜はお客様が丸見えにならず、さらに外からチラ見えできる程度の長さに
■とりあえずビールで乾杯!
■メニューに赤字で書かれているのが定番の人気メニュー。まずは「海鮮ポテトサラダ」から
■1尾を2人で半身ずつ食べても満足できるほど、ふっくらとした身がサクッと揚がった「アジフライ」
■銀座有名寿司職人監修ゴマダレを使った「本日のごまあえ」。近いうちにこのどんぶりがテイクアウトできるようになるかも
■私の大大好物!!「本日のなめろう」今日はアジ。これ日本酒が進んでしまう!
■なんと贅沢な海鮮巻き!
■やはりこれは外せない「本日のお造り5点盛り合わせ)ホウボウ、フエフキダイの昆布〆、金目鯛、サゴシの炙り
■実は食器や調理器具のほとんどは前のうどん店で使っていたもの。そういう細かいが料理の品質は落とさずにできるコストダウンが、お財布にやさしい料理の提供にもつながっている
■お酒の種類も豊富。特に日本酒は日本各地の銘酒をリーズナブルに飲むことができる

社員一同、志を同じくして、めざせ売り上げUP!

「羽田市場 柏直売店」のスタッフはほぼみなさん(アルバイトではなく)社員ということにも驚きました。鮮魚をさばく人、厨房の板前さん、フロアと会計担当の女性スタッフさん、そして店長さん、オーナーの風澤さんまで、一丸となって良い店に成長させることを目指しています。「いらっしゃい!」「何にしましょう?」と店内のあちこちから聞こえてくる威勢の良い声かけは、まさにそんな気持ちの現れ。そんな雰囲気もリピーターを増やしているのだと思いました。

仕事帰りに一人で一杯もいいですが、私のおすすめはサッカー観戦後。帰りの電車をチェックしたら、さっと暖簾をくぐるだけ。祝勝会や反省会をしたらかなり盛り上がりますよ!

「羽田市場 柏直売店」
住所:千葉県柏市柏3-6-30
電話番号:04-7163-8718
営業時間:10:00~18:00、18:00~22:00(L.O.)
定休日:火曜
アクセス:常磐線「柏駅」徒歩5分
HP:http://fuhsawa.com/hanedaichiba



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