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加藤良子(かとう ながこ)

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加藤良子(かとう ながこ)
千葉県柏市のコワーキングスペースを拠点に活動しているママライター。街の紹介冊子や商店街マップ等を多数制作してきた。その経験とともに発達した触角(食覚?)をフルに動かして、「美味しいお店・素敵なお店」を探し当てるのが特技。最近は1人でも飲みに行けるようになっただけでは満足できず、「誰かを連れて行きたい!」という衝動のもとで足繁く夜の街に繰り出している。1日の3/4を柏で過ごしているのに「愛してるのはガンバ大阪」という謎の自称・飲み食い道楽女子。

Vol.17 裏路地の大人の隠れ家・焼き鳥専門店「鳥恵 湯島本店」

time 2018/05/23

Vol.17 裏路地の大人の隠れ家・焼き鳥専門店「鳥恵 湯島本店」

パンダのシャンシャン誕生で賑わう上野動物園、西洋美術館や国立博物館などの文化施設を含む「上野恩賜公園」や、年中お祭りのような商店街「アメ横」などで知られる上野は、平日休日を問わず、外国の方々もたくさん訪れる人気観光スポットになっています。今回はその上野・湯島エリアで3店舗を展開する焼き鳥専門店「鳥恵」の湯島本店をご紹介します。夜風が涼しい今の季節、焼き鳥で一杯飲んだ後の池之端の散歩はとても気持ち良いですよ。

そぞろ歩きの似合う湯島の路地裏に佇む、風情ある焼き鳥専門店


湯島界隈には小料理屋やバルなどの小さな飲食店が所狭しと立ち並んでいる路地裏があります。その中にある「鳥恵 湯島本店」は軒先に吊るされた大きな杉玉が目印。「鳥恵」はこの湯島本店、上野広小路店、そして上野黒門店の3店舗を上野・湯島エリアで展開している焼き鳥専門店です。3つの店舗はそれぞれ違った趣で、本店は少人数で来店する方が多い、こぢんまりとした造り。2号店の上野広小路店はミシュランのビブグルマン(5,000円以下で食事ができる、おすすめレストラン)を2年連続獲得し注目されてから予約の取りにくい超人気店に。小上がりの個室もあるので、接待や宴席などにも重宝されています。一番新しい上野黒門店は本店より少しキャパは大きいが落ち着いた雰囲気の店。客層や来店用途は少しずつ違っているため、使い分けするのも良いかもしれません。

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■湯島本店の上品で落ち着いた雰囲気の入口

 

 

 

 

 

ただ美味いだけじゃない、居心地の良さも「鳥恵」の魅力


オーナーの小澤俊正さんが「鳥恵」を立ち上げたのは2009年。大塚の焼き鳥の名店「蒼天」で修業を積み、柔らかく味わい深い焼き鳥を焼き上げる技術と経営の知識を身に付け、生まれ育った上野・湯島エリアに店を開きました。小澤さんの店づくりにかける想いとして、焼き鳥の味や質はもちろん重要ですが、それと同じくらい「痒い所に手が届くような接客」を大切にしています。「鳥恵」3店舗にはまさにそれが反映されていて、カウンター越しの会話やお客様に対するスタッフの気配りなど、一度訪れたらまた行きたくなる店であることは間違いありません。


s__mg_7267■目の前で焼く様子を見ながら飲むのが楽しいカウンター

s__mg_7244■グループでの利用は奥のテーブル席で

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■焼き鳥に合うようにセレクトされたお酒がズラリ

 

 

 


「鳥恵」の内装は“和”を基調にしながら“洋”を上手く織り交ぜた和洋折衷。赤ちょうちんのイメージが強い焼き鳥ですが、ここは女性が1人でも抵抗なく入れるおしゃれな雰囲気です。器に関してもこだわりを持っていて、ほとんどが世田谷にある窯で作ってもらうオリジナル。料理がおいしそうに見えるだけでなく、とにかく丈夫。有田、信楽、天草、越前などの焼き物の特徴をうまく合わせて作り出しているのだそうです。

s__mg_7221■「鳥恵」の刻印が入った平皿。タレと塩に分けて置けるくぼみがついている

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■串入れや箸置きも特製。手づくりなので形も色もまったく同じものはない

 

 

 

 

 

絶妙な焼き加減で仕上げる“焼き手”は元バーテンダー


「鳥恵」に来たらぜひ注文していただきたいのが「焼き物コース(5本・7本・10本)」。焼き物をフレンチのフルコースのように1本ずつ堪能できます。この1本1本を素材に合わせて絶妙な火加減で焼き上げるのが、湯島本店の焼き手・菅原雅人さん。s__mg_7304実は菅原さん、前職は柏のオーセンティックバーのバーテンダーだったのですが、焼き鳥が好きで「鳥恵」に客として通っていたところを小澤さんにスカウトされて、この世界に入ったのだそうです。
「こちらに来てから今年で丸4年、焼き手になってからは2年です。串を1本刺すにも刺し方一つで、また、ほんの少しの焼き加減でも味が変わってしまう、焼き鳥ってとても奥が深いんです」。生まれ育った秋田から、たまたま友人がいたために柏に住むことになり、そこでバーの求人を見てバーテンダーとして9年勤めました。「バーテンダーになったのも、小澤社長に声をかけていただいて焼き鳥の世界に入ったのも、“ご縁”あってのことです。不思議ですが、“ご縁のある出逢い”の流れに乗って生きてきて、今まで間違いありませんでした(笑)」と菅原さん。炭火を前に焼いている姿を見ていると、むしろ最初から焼き手だったようにしか見えません。今では「菅原さんが転職した時はびっくりした!」という前職のバーの常連さんたちも、しばしば来店してくれるのだとか。

さて、焼き手・菅原さんの技を見せていただきましょう、ということで、串をいただく前に「鳥恵」オリジナルの一品料理から。

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■「お通し(季節の野菜を使った小鉢と吸い物など3種)」最初にこれが出てきただけで気持ちがあがる

 

 


s__mg_7330■「皮ポン酢」焼いた皮を使うため、とても香ばしい

 

 

 

s__mg_7275■「パテの2種盛り」ワインだけでなく日本酒にも合う人気の一品。レバーパテと、クリームチーズとナッツのパテの盛り合わせ。
s__mg_7315■「燻製4種盛り」
名古屋コーチンの胸肉、砂肝、チューリップ、チーズの燻製。凝縮された旨みをじっくり味わって。ボリューム満点な一皿
s__mg_7348■「焼き物おすすめ5本コース」その日おすすめの5本が次々と楽しめる。ささみから始まって、レバー、カモ、ツナギ(ハツとレバーの間)、滋賀の淡海地鶏もも。希少部位も豊富にあるので、焼き鳥ラバーには嬉しい品揃え。

s__mg_7370■「親子丼(スープ付き)」人気の〆はやはりこれ。一度炭火で焼いた香ばしい鶏肉がふわとろの卵と合わさった親子丼は専門店ならでは。写真はハーフサイズ
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■日本酒 栃木県の「姿」
「鳥恵」のために瓶詰めされた限定の純米吟醸無濾過生原酒。毎年、米や麹の配合を微妙に調整して、その年のオリジナルを作っている。焼き鳥に合う日本酒が揃っている他、ケンゾー・エステイトなどワインのラインナップも充実。元バーテンダーのセレクトだけに、ハイボールもバー・クオリティだ

 

 

 

 

幅広く、いろんな世代に焼き鳥を楽しんでもらいたい


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ますます人気が高まっている「鳥恵」ですが、4店舗目も予定はあるのでしょうか? 「今ある店とはちょっと違う、気軽に入れる感じのもう少しお安めの店を考えています。もちろん、味のクオリティは下げませんが」と小澤さん。若い人たちでもおいしい焼き鳥が食べられるようにと、いろいろお考えのようです。楽しみですね!

この湯島本店は、平日はお仕事帰りの方、土曜は家族連れも多いオールラウンドな店舗だそうです。となると、さて、誰を連れて来ましょうか?
カウンター席で隣に座って、1本ずつ焼きあがったら食べる…結構長い時間親密に話ができるシチュエーションです。実は今まであまり話をしたことがなかったあの人と、じっくりサシ飲みできるなぁ…なんて思ってしまいました。大人のデートにピッタリです!
もし、2人で行く時も電話でお席があるか聞いてから行ってみてくださいね。

「鳥恵 湯島本店」
住所:東京都文京区湯島3-46-9 s__mg_7383
TEL:03-5818-4277
営業時間:月~金曜 17:30~23:30(L.O.23:00)
     土曜・祝日 17:00~23:00 (L.O.22:30)
定休日:日曜
アクセス:東京メトロ千代田線「湯島」駅2番出口徒歩1分
     JR「御徒町」駅北口徒歩5分
HP:https://sumibiyakitori-torie.wixsite.com/torie



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