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加藤良子(かとう ながこ)

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加藤良子(かとう ながこ)
千葉県柏市のコワーキングスペースを拠点に活動しているママライター。街の紹介冊子や商店街マップ等を多数制作してきた。その経験とともに発達した触角(食覚?)をフルに動かして、「美味しいお店・素敵なお店」を探し当てるのが特技。最近は1人でも飲みに行けるようになっただけでは満足できず、「誰かを連れて行きたい!」という衝動のもとで足繁く夜の街に繰り出している。1日の3/4を柏で過ごしているのに「愛してるのはガンバ大阪」という謎の自称・飲み食い道楽女子。

Vol.15 心と身体を癒す一杯、いかがですか?「おいしいハーブティーとスープのお店 葉の園〈Hanoen〉」

time 2018/01/19

Vol.15 心と身体を癒す一杯、いかがですか?「おいしいハーブティーとスープのお店 葉の園〈Hanoen〉」

日々の暮らしから離れて、ただボーッとしていたい時ってありませんか?自宅ではない、どこか現実離れした癒しの隠れ家で…。そんな時は「葉の園〈Hanoen〉」で穏やかな灯りとアロマの香りに包まれ、おいしいハーブティーとスープを飲んで心も身体もあたたまりましょう。今回は埼玉県・上尾市にある小さなショップ&カフェ「葉の園〈Hanoen〉」をご紹介します。

忙しい日常生活から離れ、心も身体も休める場所に

埼玉県・上尾市は都心から高崎線で30分ほど。大宮のお隣といった位置にあるベッドタウンで、s__mg_6790駅から5分ほど歩くと静かな住宅地が拡がっています。その中の路地の一角で営む小さな店、それが「葉の園〈Hanoen〉」です。2014年7月のオープン当時は、まだハーブティー販売のみのショップでした。
「開店したのはいいけれど、こうした小さな路面店で、ハーブティーをいきなり購入される方ってなかなかいないんです。どうしたらお店に入ってもらえるだろうと思っていたところ、通りがかりの方から『中でお茶は飲めないのかしら?』と聞かれて、ああ、なるほど、とにかく1杯飲んで、ハーブティーを知っていただかないと…と思ったんです」と、オーナーの藤田園子さん。その後、飲食店を運営する許可を取り、2015年5月にカフェを併設。ハーブティーだけだと敷居が高くなってしまうということで、お茶やスイーツ、グラノーラなどもメニューに入れ、ゆっくり、ホッとできるお店としてスタートしました。さらに11月にはスープの提供も開始。「ランチはないの?」という問い合わせがあったことから、季節に合った素材を厳選し、数限定のスープ単品なら一人でもできそうということで、ハーブティーとスープの店となったのだとか。

自分のできる方法で癒しを必要としている人にハーブを届けたい

「実は20代のころ、気管支を患ってしまい、日常的に薬から離れられない生活が続いてしまったんです。s__mg_6866そこで、薬だけを頼らずに、自分の体調を整えることができる方法はないだろうか?といろいろ探してたどり着いたのがハーブやアロマの自然療法でした。化粧品や健康食品を取り扱う会社に勤めていたため、植物の化学的成分と癒しの効果に興味を持ってはいたのですが、本格的に勉強したのは自分が病気してからです。人が行動を起こす時って、ダメージを受けたりネガティブな経験が反動になったりするものですね」。
その後、藤田さんはメディカルハーブ協会の資格を取得して、月に一度、地域のコミュニティスペースでお客様の相談を受けながらハーブティーのブレンドを提案して販売したり、ハーブ講師、イベント企画など、会社員と並行してハーブにかかわる仕事をしてきました。そこで多くの人が多様な悩みを抱えていることを知り、人の健康に携わるならその人の生活全体をみなければ根本的な解決はできない、また、ホリスティックにみていくにはきちんとした基礎を学ばなければならないと実感。人が健やかに生きるための本質にもっと関わっていきたいと思いが沸き、改めて大学で社会福祉、ソーシャルケースワーク、アセスメント支援、援助技術等を学んだそうです。「さまざまな出会いと経験を通して、『自分らしいお店を作ろう!』と決意しました」。ご自身や出会った方々の辛い悩みを和らげたいという想いから生まれたお店なのですね。

初めてでも飲みやすく、おいしいハーブティーを提供

ご自分が辛くてハーブやアロマを勉強したという藤田さんですが、s__mg_6876実はハーブティーが苦手だったというのに驚きました。
「ハーブはたくさんの種類がありますが、香りが強いものもありますし、私はそれが苦手だったので、自分がおいしく飲めるハーブティーを作ろうと思ったんです。ここのハーブティーは私自身がおいしいと感じるやさしい味と香りの配合なので、初めての方でも飲みやすいものが多いですよ。お客様からのリクエストで、ハーブの分量を調整したり、オリジナルのレシピを作ることもあります」。自分でレシピを考えるということは、自ら選んだものを飲めるという安心感もあると藤田さんは言います。

s__mg_6819■12種類の「葉の園〈Hanoen〉」オリジナルブレンドハーブティー。それぞれのブレンドには根強いファンがいる

五感(味・素材・色・身体・心)で楽しめる「葉の園〈Hanoen〉」のハーブティーは12種類のオリジナルブレンド。「リラックスブレンド」「癒しのブレンド」など、レシピのコンセプトにあった名前が付けられているので、自分の悩みに合わせて選びやすくなっています。また、ショップには茶葉だけでなく、ハーブやアロマのグッズや雑貨、コスメの基材なども販売しているので、きっと眺めているだけで心が安らぐ人も多いのではないでしょうか。

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■アロマや手作り石けんの講座などもできる中央の大きなテーブル席

 

 

 

 

 

 

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■奥のコーナー席は1人でゆっくりしたい人、静かに読書をしたい人に人気。手前の本棚の本は自由に読める

 

 

野菜の旨みが丸ごと入ったハーバルスープで心もあたたかく

「葉の園〈Hanoen〉」のもう一つの柱はハーバルスープ。添加物を使用せず、ベジタブルブロスという野菜のヘタや皮・芯・外葉などを煮込んで作る野菜出汁をベースに、ハーブやスパイス、地元の農家の朝採り野菜を主役にしたやさしいスープです。スープは単品でも、バゲットやサラダ、サンドイッチをセットにすることもできるので、ランチにもぴったり。
「私の父が重い病気で食べ物を経口摂取しにくくなった時に、スープを作って持って行ってたのですが、喜んで口にする父を見ると、手をかけて安心できるものを作って良かったとしみじみ思いました。楽して作ろうと思えばいくらでもできますが、この時、お客様に対しても、家族に食べさせたいと思えるものをお出ししたいと改めて思ったのです」。スープを作るのは時間も手間もかかります。それでも、スープを飲んで笑顔になって帰っていくお客様の顔を見ると、逆に自分が元気になるので作り続けるのだと藤田さんは言います。


%e3%83%9d%e3%83%88%e3%83%95%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%97■とれたて野菜を野菜出汁でじっくり煮込んだ「野菜出汁でつくった冬野菜のポトフスープ」。スープの内容はその日の朝、採れた野菜を見て決めている


%e3%83%96%e3%83%ad%e3%83%83%e3%82%b3%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%bc%e3%83%97■「魚介ベースのブロッコリーのポタージュ」
茎も葉もベジブロスに使用して身の部分を魚介とバターで味付けしている

%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%81■「プレートおまかせランチ」その日のスープに主菜・副菜2品~3品+セットドリンク付。※完全予約制

sanndo■「本日のサンドイッチ」この日は手作りハーブソーセージがメイン。カシューナッツのペーストが芳ばしく、肉の旨みを引き立てている


%e3%82%b9%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%83%84■「スイーツ盛り合わせ」ヴィーガン焼き菓子と自家製生チョコ、季節のフルーツなど。そのほか、天然酵母パンのフレンチトーストはお店の人気メニュー

スープやハーブティーでやすらぎを感じてもらうためには、それを盛る器も気持ちを動かすものでないと…と藤田さんは考えています。「葉の園〈Hanoen〉」の器のほとんどは益子焼で、インスピレーションで「自分が好きなもの」にこだわって選んでいるそうです。「自分自身、カフェが好きで、よくカフェ巡りをするのですが、そこでも内装や器などじっくり楽しみます。器一つで味も変わる気がしますね」。お茶をのむ、というシーンには特に器の存在は大きいかもしれません。

ハーブが取り持つ人と人のつながり

「葉の園〈Hanoen〉」では手づくり石けんやアロマ、薬膳料理、ハンドトリートメント、s__mg_6793など、自然療法に関するさまざまなテーマでワークショップやセッションが開催されています。それに参加して何かを学ぶことも大事ですが、カフェで出会った人たちが、食し語らい、つながることに意義があると藤田さんは感じています。
「自由な時間を求めて一人でゆっくりしに来られる方もいますが、誰かと話したくて、悩みを聞いてもらいたくて来られる人も多いです。特にハーブを求めている方は癒しを求めていらっしゃる。私自身もその一人なのです。これからも私ができることは、来てくださるお客様においしいハーブティーとスープをお出しすること。とりあえずマイペースでも長く続けていきたいです」と藤田さん。
食べることが生きること。それを実感するあたたかいカフェでした。

「葉の園〈Hanoen〉」にはだれを連れて来ましょう?どうしても女性ファンが多そうですが、ここはあえて、男子を連れてきてみたいです(笑)ちょいちょいいますよ、カフェ好き男子が!

 

「おいしいハーブティーとスープのお店 葉の園〈Hanoen〉」 s__mg_6782
住所:埼玉県上尾市愛宕1-2-9-102
TEL:050-5534-8502
Email:info@hanoen.jp
営業日:水~土曜
定休日:日~火曜(ワークショップを開催する時もあり)
営業時間:12:30~18:00
アクセス:JR「上尾」駅東口より徒歩7分
HP:http://hanoen.jp/



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