
2017年、キリンビール株式会社が全国展開する「Tap Marché(タップ・マルシェ)」などの影響もあり、外食産業では今後、「クラフトビール(Craft Beer)」の流行が予想されています。
クラフトビール(Craft Beer)といえば「手工芸品(Craft)」という言葉がついている通り、お店や小規模な醸造所で生産されるオリジナルビールの事で、世界各国でつくられています。そのため、その原材料やアルコール度数、色や香りも様々。ですから、是非、そのビールに見合った最適なグラスをお選び頂ければと思います。
飲み比べにお薦めなサイズ
種類豊富なクラフトビールを飲み比べするために程よい容量のグラスです。飲み比べをする時の容量は、実注入量で80-120ml程度が一般的なため、グラスのサイズは満水量で130-170ml程度となります。
ピルスナーグラス
ピルスナーグラスは、ピルスナービール向けに開発されたグラスで、細長く背が高いのが特徴です。サイズとしては、300ml程度のグラスが主流です。
パイント
パイントグラスとは、英国の計量表記(1パイント568ml)に合わせたグラスの事で、英国のパブなどで広く使用されています。また、比較的にグラスが厚いため、薄いビアグラスに比べ、保冷効果が高いです(ただし、ビールを注ぐ前のグラス温度や室温により、逆効果となる場合もあります。)
クラフトビアシリーズ
ADERIA社が開発したクラフトビール用のグラスです。それぞれ、爽快なのど越し、芳醇な香り、重厚なコクを引き立てるための形状が採用されています。
Spiegelau シェリールシリーズ
ビールの本場、ドイツのSpiegelau(シュピゲラウ)社が開発したビール用グラスです。様々なタイプのビールに対応するクリスタル製品です。
如何でしょうか?今回ご紹介したグラスに限らず、重厚なタイプのビールにはワイングラスやブランデーグラスを使用したり、大き目のジョッキやタンブラーを冷やして使用するなど、ビールの種類、お店のスタイルに合わせた「飲み方」をご提案頂ければと存じます。
※「 Tap Marché(タップ・マルシェ)」用のお薦めのグラスは、キリンビール株式会社が運営する飲食店向け特設サイト経由でのみ、ご確認いただけます。